タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます/ サーフィンはポリネシア人によってはじめれたと言われる。日本に古くから瀬のし、板子乗りなどと呼ばれる波乗り遊びがあったので、海洋民族に共通する風俗なのかもしれない。ポリネシアに到達した宣教師たちは、人々の風習……
惑星と文明 19-025 時間は砂となって降り積もる
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます/ メキシコ・チワワ州の砂漠地帯に自生するユッカ、和名アツバキミガヨランの一族がいまこの場所、私の目の前にある。U2のアルバムタイトル、ヨシュア・トゥリー(ジョシュア・ツリー)も同族の植物だ。生物にとっての距離としては果てしなく遠く……
その場所に、その彼方へ 19-002
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます/ 植物によって侵食されている光景を、私はここだけでなく福島県双葉町でも見た。人が足を踏み入れなくなれば、たちまち植物によって地上は侵略される……
惑星と文明 19-023 時間は砂となって降り積もる
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます/ 発芽する確率が絶望的に低いうえに、成長できる可能性もまたすくないのだった。なのに忽然と灌木があった。……
Past Light 2019-001
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます/ 正直なところ、私は他人を容易に信じられなくった。誰だって見ず知らずの他人を信頼できないだろうが、わざわざこんなことを書くくらいに信じられなくなったのだ。とはいえ冷徹に徹するのも叶わず、なんだからつらい思いをさせられる。柄にもなく悲しくなったから、この写真を撮影した。
惑星と文明 19-022 時間は砂となって降り積もる
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / どこから来たのか。どこへ行くのか。私は彼を見ている。どこから来たのか。どこへ行くのか。張り渡された電線を見ている。何のために。誰のために。どうして。私は世界の前に立ち尽くす。
ハナ 19-007
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます/ セージは多年草または低木に分類されているので越冬してとうぜんなのだが、昨年の夏かなり弱り、冬を越した春には見る影もなくなっていたので煩わしいほど茂るとは思いもよらなかった。今年になるまでなぜか撮影する気になれなかったが、いやらしい雑草然とした様子を見ていたら時来たりと感じたのだ。
ハナ 19-006
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます/ 夏が終わると感じる瞬間がある。ここに秋とも言えぬ、名づけ得ぬ季節がある。今まさに夏ではないものを見ている
七歳、新潟、砂の記憶 19-007
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます/ 境界があるとすれば、この体の内と外だけである。新潟、五十嵐、海景。
ハナ 19-005
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます /小さな花とガラスの瓶そして水。酷暑の夏にコンクリートの割れ目から芽生え、咲いた花。
Past Light 2011-2019について
ようやくこの一連のテーマおよび作品をフルカラーで表現できるようになった。2011年から現在に至り内面が何か大きく変わったのかと……
Past Light 2011-2019 [5]
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます /(南相馬市)
Past Light 2011-2019 [4]
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます /(南相馬市)
Past Light 2011-2019 [3]
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます /(南相馬市小高区)
Past Light 2011-2019 [2]
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 自然に還るということがどれほど残酷であるか、この身に照らし合わせ考えざるをえ得なかった。(浪江町高瀬川流域)
Past Light 2011-2019 [1]
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / あの日からずっと心がひりひりしたままで、私はかなり涙もろくなった。……(浪江町立大堀幼稚園)
Rosemary 01
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / ローズマリー、マンネンロウ(迷迭香)。
惑星と文明 19-021 時間は砂となって降り積もる
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 人類はアフリカ大陸で誕生した後、数10万年をかけてユーラシア、アジア、南北アメリカ、オセアニアへ移動した。なぜ行くのか? Homo Mobilitas / ホモ・モビリタスだからというほかない。
惑星と文明 19-020 時間は砂となって降り積もる
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 懸念が標識ロープのかたちとなって放置されている。懸念は期待と表裏一体の関係にある。人を避けてここまできたけれど、私は人間の存在を求めていたのだ。そして画角内に人物が紛れ込んでいないのに満足している。目も当てられないほどひどい矛盾であるのは承知している。
惑星と文明 19-019 時間は砂となって降り積もる
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / なにをもって終わりとするのか。そして、はじまりとするのか。拠り所は、それぞれの命の時間だけである。
惑星と文明 19-018 時間は砂となって降り積もる
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / たしかに誰かがここにいたようだ。誰かが目の前にいたとしても、たぶん言葉が通じづ、言葉が通じたとしても心はが通うことはないだろうが。
惑星と文明 19-017 時間は砂となって降り積もる
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 見知らぬ文明をつくりあげた滅んだ民族とふいに出会ったような気がした。角を曲がった先にある丁字路で、彼は何食わぬ顔で通り過ぎた。そんな出来事だった。
七歳、新潟、砂の記憶 19-006
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます/ 距離と存在が孤独を生じさせる。
七歳、新潟、砂の記憶 19-005
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます/ 思い出はいつだって完膚なきまでに打ち砕かれると決まっている。子供の背の高さで見た風景、歩幅で歩いた場所は大人では体験できないものだ。大人になって追体験できるものはほとんど存在せず、時代もまた残酷なまでに景観を変える。博物館にも図書館にも記憶が保存されているはずもなく、展示や書庫にあるものは他の誰かの記憶だけだ。しかし新潟の太陽は私を裏切らなかった。
七歳、新潟、砂の記憶 19-004
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます/ どこでもない、いつでもない。なんて真顔で言えば正気ではないと思われるに違いない。どこでもない場所をこれといった目的もなく歩く自由がないなんて悲しい。賢いふりをするため、場所の名前、意味、区分けばかり考えて不自由きわまりない自縄自縛になるくらいなら馬鹿なままのほうがよっぽどよいだろう。私はどこでもない場所を目指す。私は見たいものを見たいように見る。
七歳、新潟、砂の記憶 19-003
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます/ 漂着物なのか元からここにあったのか。ボトルの表面は磨りガラス状に摩滅していた。まさか私が小学生だった時代からここにあったのではないだろうが、ボトルとしての役目を終えてから数十年経過していたとしても不思議ではない。ずっとそばにいてやりたい気がした。陰までも愛おしい。
七歳、新潟、砂の記憶 19-002
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます/海へまっすぐ続く道はずっと上り坂だった。坂を上った先に海があるというのも不思議な話で、あの頃は疑問をいだかなったが他にあまり例のない地形と言える。新潟とは新しい潟の意であり、潟は砂州などで囲まれた水たまりあるいは泥濘地のことだ。海水ならラグーン(lagoon)であるが、こうした泥濘地は水田として利用されていたので真水で満たされていたわけだ。
七歳、新潟、砂の記憶 19-001
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます/いよいよあと数年で半世紀まえの出来事になろうとしている。半世紀まえの自分について考えることになろうとは、ほんの最近まで考えもしなかったし、50年という歳月が恐ろしくも感じられる。
ハナ 19-004
タイトルクリック先で画像拡大可能です。愛されるばかりの存在として生まれたことは幸福なのか不幸なのか、どうでもよいことなのか。
惑星と文明 19-016 時間は砂となって降り積もる
どこかへ行こうとしていた訳でもないのに、たどり着かない焦燥を感じる。引き返す勇気すらないのに、帰りたいと思う。 A3(近似)額装なし。作品への質問や購入に関してのご相談などはこちらへ。
惑星と文明 19-015 時間は砂となって降り積もる
どこにでも行けるはずなのに、ここから先へ進むのをためらっている私がいる。恐れているのか、それとも行く必要がないのか。それさえわからず結界を超えられずにいる。意味の壁に戸惑っている。 ……
海景 2019-002
波にかたちはない。空にもかたちはない。海は、どうだ?
具象を拒絶する海景 19-003
生まれるまえの人生で見た場所だ。この浜に私は舟を寄せ八洲に上陸した。A3(近似)額装なし。 詳細ORIGINAL PRINT🔗をご覧ください。5,000 +消費税 © Fumihiro Kato / Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.
ハナ 19-003
原種チューリップ。この姿は30秒後には存在しない。光を追い、やがて枯れる。A3(近似)額装なし© Fumihiro Kato / Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.
具象を拒絶する海景 19-002
ただまっすぐに見る。そして立ち去る。
惑星と文明 19-014 時間は砂となって降り積もる
ここにあるものだけを呼吸するように見ている。
ハナ 19-002
チューリップが咲くのをずっと待っていた。(原種チューリップ)A3(近似)額装なし。 詳細ORIGINAL PRINT🔗をご覧ください。¥50,000 +消費税 作品への質問や購入に関してのご相談などはこちらへ。
惑星と文明 19-013 時間は砂となって降り積もる
具象を拒絶する海景 19-001
意味があると思い込んでいるのは人間だけだ。意味がないとわかると何を見ているのかさえわからなくなるのが人間だ。
ハナ 19-001
ダンスそして跳躍 7
惑星と文明 19-012 時間は砂となって降り積もる
La Femme Chinoise.
惑星と文明 19-011 時間は砂となって降り積もる
A3(近似)額装なし。 詳細ORIGINAL PRINT🔗をご覧ください。
¥50,000 +消費税
惑星と文明 19-010 時間は砂となって降り積もる
A3(近似)額装なし。 詳細ORIGINAL PRINT🔗をご覧ください。
¥50,000 +消費税
Banksia baxteri 01
A3(近似)額装なし。 詳細ORIGINAL PRINT🔗をご覧ください。
¥50,000 +消費税