砂と荒涼と花

Shape, Line, Texture, and Soul.

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ハナ 2020-012 Tulip #3

タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / なにがどうと敢えて言う必要はないだろうが、遠い場所で遠い景色を撮影できずにいる。2月、私はこうした事態をうっすら想像していた。3月のはじめ、ものごとはよい方向へ向かっているように感じた。だが、そう感じられたのはほんの数日だった。いま花を見て、花を通して遠い世界へ行こうと試みている。花の向こうにある景色を見つけるために。

ハナ 2020-010 Tulip #1

タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 2020年はじめてのチューリップだ。球根を植え春を待っていた。例年チューリップを開花させるのはステージに立たせ撮影するには切り花ではだめなのだ。冬に芽生えはじめ、寒さのなか葉を伸ばし、つぼみをつけ、開花し、やがて散りゆくまで見極めなければ撮影できない。

砂景 20-006 越境者と廃ガソリンスタンド

タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 「ここまで」と「ここから」が接する場所だ。越えてはならないとされ、越える為には何かを失わなければならないが、 それでも越えようとするのは越えた先で何かを得られる期待ゆえ。欲望と確執が高まる場所だ。

葬送 シジュウカラ 20-2

タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / シジュウカラのメスは胸の黒線が細く薄い。シジュウカラを葬った日の翌日、埋めた場所の間近にスピィッ、スピィッと甲高く鳴くオスのシジュウカラがいた。つがいだったのだろう。昨日からずっと探して、妻を見失った場所に戻ってきたのか。オスのシジュウカラが鳴き止むまで、私は撮影した亡骸の柔らかな丸みを目で追うほかなかった。

葬送 シジュウカラ 20-1

タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 朝、春とは言えぬ冬でもない明るさのなかシジュウカラの亡骸があった。ガラスを空と見誤ったのだ。鳥を葬るのは、これが三度目だ。 土を深く掘り、横たえ、土をかけ、石を乗せる。なぜ、そうするのか。それは私が人間だから。

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