砂景 20-007 国境の近く砂漠の中

タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / メキシコ人夫婦は買い物に出かけるような風情で国境を目の前にした砂漠の中にいた。そこに国境があったとしても夫婦にとっては近所なのだろうし、砂漠だからといって異界ではないのかもしれない。日常はかくも多様である。

砂景 20-006 越境者と廃ガソリンスタンド

タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 「ここまで」と「ここから」が接する場所だ。越えてはならないとされ、越える為には何かを失わなければならないが、 それでも越えようとするのは越えた先で何かを得られる期待ゆえ。欲望と確執が高まる場所だ。

砂景 20-002

タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 地図を頼りに歩いてたはずなのに、このあと私は正反対の方角へ進んでいた。歩いてきた方角へ後戻りするつらさを想像したとき、このまま間違った方角へ進もうと思った。そちらへ行けば、ますます目的地から遠ざかり何もかも無に帰すのに。

惑星と文明 20-003 時間は砂となって降り積もる

タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / メヒコシティの空気の密度が薄いのに気づいたときタクシーは旧市街地のグランオテルを目指していた。それからずっと意識はぼんやりしていたのかもしれない。直裁な紫外線が水分を含まぬ大気をまっすぐ進み空気遠近法が存在しない空間にも翻弄された。そして湿度を再び感じたのは三日後砂漠から海へ下る途中だった。あれから二十数年、わたしはずっとぼんやりしたままかもれしない。

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