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質量と色彩の重力を柘榴に見る。コロナ禍は2年目になり季節のうつろいが曖昧なまま夏が終わり秋を迎えた。4年前の秋、イスラムの聖職者が我が家にやってきて「柘榴をもらえないか」と言った。私はレジ袋いっぱい果実をとって「甘くないですよ」と手渡した。それから一度も彼の姿を見かけない。あれほど大きな果実が実ったのも、その年だけだった。
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