タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 海が陸に、外なるものが内なるものにここで出会う。相反するものが重なりあうが混じり合いはしない。絶えず流れる風は時代を超越している。とても多様で、とても美しい、とても新しい。
Dawn Chorus Pt.3 (海景 20-026)
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 陽は昇り、砂は流れ、時間は誰にも等しく流れ行く。私が知っているこの場所は既になく、見知らぬ場所になっていた。朝日まで別物に見える。
The sun rises in the east. The sand moves up, down, left, right. Time advances equally for anyone.
海景 20-025 波を待つ
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 私は凪の日の海を眺めていた。海上のサーファーは波の到来を待っているだけで美しかった。静けさがありがたく、いつまでも続けと願った。
海景 20-024 砂州、向き合う波
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 両側から波が寄せて砂州の先を覆い、引いて行く。地球と月と太陽が並べば起潮力が重り砂州は海に没する。
Dawn Chorus Pt.2(海景 20-023)
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 房総半島は50万年前に姿を現し、このかたちへ隆起と成長を続けた。そして関東大震災前、私が立っていた場所は海中だった。いったい何度めの朝なのだろう。
Dawn Chorus Pt.1(海景 20-022)
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / Dawn Chorus (暁の合唱)。夜明けに地球の磁気圏と太陽風の相互作用により生じる鳥の囀りに似た音響が受信される。夜の領域から朝へ回り込んだ電磁波が宇宙から降り注ぐ。Is this a bird song? The electromagnetic dawn chorus is a phenomenon that occurs most often at or shortly after dawn local time. (南房総)
海景 20-021 花束のように
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 房総の白浜は小砂利の海岸だ。やや西へ歩くと粒度が細かくなり砂の浜になる。流木や漂着物がまったくない一画が現れたかと思うと雲間から日差しが降り注いだ。まるで劇場の舞台のような光景が広がった。
海景 20-020 朝に飛ぶ
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 広さと遠さを恐れない鳥を私はずっと見ていた。自宅からはるか離れた海辺で正体が知れない不安に耐えながら。
海景 20-019 反射と回析
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 私が見ているものは光であり反射であり、光が回析した結果であり、ここに意味を与えるものは心の作用でしかない。私が立ち去れば、私が与えた意味もまた霧散する。
ハナ 2020-037 Calla (Calla lily)
今日まで6年ほど、撮影方法の紆余曲折はあったものの同じ意図のもと花を撮影し続けてきた。何種類の花、何種類の植物を撮影したか、何カット撮影したか山のように積もったかに見えるデータを数えるのはもうやめた。カラーも、いったい何 […]
海景 20-019 雲の速度を超えて
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 晴れ間と曇り空が入り混じる一日だった。 曇天の向こうへ。雲を追い越す速度で遠くへ。
海景 20-018 渚
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 私がここにこなくても、いま目の前にあるままだったろう。私が死んでも、ずっと続くはずだ。
海景 20-017 Beach Break 2
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 沖から続く大きな海の運動は、浅瀬の底の地形によってうねりを生じ、うねりを崩し、波として目に見える変化を起こす。彼は海の、地球の運動のうえでバランスをとっている。
海景 20-016 河口
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 波が絶え間なく寄せているが川の水は海へ注いでいる。あまりに大きな流れは、大きさゆえに感じることができない。ここは河口だ。
海景 20-015 意志と過程と痕跡
タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 彼について知っていことのすべては、この足跡だけだ。