砂景 20-008 彼女とはもう二度と会うことはない

タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / ずっと振り返るようにしながら彼女に話しかけ、彼女の言葉を聞きながら歩いてきた。激しい逆光で私の眼は焼かれ、彼女の声だけが砂浜にあった。ここで別れたら、彼女とはもう二度と会うことはない。

Past Light 20-013 日暮れる鹿島灘

タイトルをクリックあるいはタップした先で画像を拡大することができます / 北からずっと南下して、ここにたどり着いたのは夕暮れ近い時刻だった。あと少し車を走らせたら銚子だが、鹿島灘は利根川以西とは違う海の色、空の色をしている。なにもかも違う。水平線のうえに赤い色がさしていた。

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