海景 九十九里ブルース – Ⅲ 1987から2018 (6カット)

By Fumi-Hiro Kato "HIRO K"|2018-04-16|海景/seascape

九十九里の砂は赤い。赤い砂は何も変わっていない。だが九十九里の浜は痩せた。浜は海岸侵食によって三十年間で、たぶん十メートルは後退した。侵食を防ぐためヘッドランドが何箇所にも設置された。三十年前の九十九里の風景と決定的に違うのは、T字型をしたヘッドランが海へ突き出しているだけでなく防潮堤が築かれたことも大きい。防潮堤は東日本大震災によって旭市飯岡が津波被害を受け亡くなられた方もいたため北部九十九里に建設された。

つくづく思う。この三十年間、日本にはいろいろなことがありすぎた。私もまたいいろいろありすぎた。






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About Fumi-Hiro Kato "HIRO K"

加藤(文)文宏 / Fumihiro Bun Kato 写真家・作家 / Photographer Author ・北海道北見市生まれ。 ・大学卒業時までに詩集「無題あるいはサラバ」、同「Cadenza」発表(共に絶版、在庫なし。「Cafebza」別装丁私家版のみあり)。 ・スタジオ助手、写真家として活動の後、広告代理店に入社。 ・2000年代初頭の休止期間を除き写真家として活動。(本名名義のほかHiro.K名義他) ・広告代理店、広告制作会社勤務を経てフリー。 ・不二家CI、サントリークォータリー企画・取材、Life and Beuty SUNTORY MUSEUM OF ART 【サントリー美術館の軌跡と未来】、日野自動車東京モーターショー企業広告、武田薬品工業広告、他。 ・長編小説「厨師流浪」で作家デビュー。小説のほか、エッセイ等を執筆・発表。 ・獅子文六研究。 ・インタビュー & ポートレイト誌「月刊 IJ」を企画し英知出版より創刊。同誌の企画、編集、取材、執筆、エッセイに携わる。 ・各メディアにおけるスチル撮影。 ・オリジナルプリントの製作、販売。 ・JSAHP正会員